初心忘れるべからず
26/02/17 15:15 Filed in: 考察
初心忘るべからず…
何かの物事を始めてしばらくすると、ふとしたときに聞くこの言葉。
ちょと調べてみると何かを学び始めたときの謙虚な気持ちを忘れない…的な意味で出てくる。
でも、私はちょと違う意味で使いたいと思う。
確かに、何かを学び始める時は謙虚に、一生懸命、それをものにしようとする。
だんだんその物事を取得してくるとその謙虚な気持ちも忘れ、
ちょとしたことが面倒になったり、怠け心が出てくることもあるだろう。
そんなとき、仕事ならつまらないことでミスをしてしまったりすることもある。
それは、慢心からくる慣れと自信からくるものだと思う。
慣れるのも、自信が持てるようになるのもいいことだ。
でも、その物事に徐々に興味がなくなるのは残念なことだ。
これは私の勝手な解釈だが、『初心忘れるべからず』の初心とは、基本とかではなく、
「新しいモノに出会ったときのあのワクワク」を忘れないという意味で使いたい。
人の関係もそうだが、初心を振り返り、あの時の新鮮でワクワクした気持ちを
また思い出し、新たなる一歩を踏み出そう。